まずは、こちら、「生筋子の選び方〜鮮度」で確認してください。
さて、鮮度の良い生筋子が手に入ったとして・・・・
と、言いたいところですが、少々鮮度が落ちている場合にも対応しましょう。
仕方ないですものね。
が、やっぱり最初は鮮度の良いもの限定で。
赤くなった生筋子では、やらないで下さいね。卵がつぶれます。
かなり・・・
■網で生筋子をほぐそう
今日、「ホー○ック」へ行って、焼き魚の網を見てきたんですけど、
良いサイズのものはなかったですねぇ。以前はあったんだけど・・・。
と、言うことで、網は「バトミントンラケット」を使いましょう!
100円ショップで2枚組で売ってます。
目が少し大きいんだけど、でも、大丈夫です。
では、手順です。
あ、その前に名称を次のようにしておきます。
・生筋子の一番外側の膜を 「袋」 と呼ぶことにします。
・生筋子の1粒1粒を包む膜は 「膜」 と呼ぶことにします。
この2つは混同しやすいので、あらかじめ。
では、もう一回。始まり始まりィ〜〜〜〜
・ラケットより小さめなボールを用意します。
・ボールの上にラケットを置き、ココで生筋子をほぐします。
・生筋子は、袋が必ず裂けているところがあるので、そこから全体を広げます。
・袋は外側にして、内側の卵の部分をラケットにあて、前後左右に動かします。
・意識としては、卵をラケットの網目に引っ掛けて、はずす感じです。
・生筋子を7〜8割ほぐすと、急にほぐれなくなります。以降、次のようにします。
・卵を網に引っ掛け、左手で上から押さえて袋を引っ張る。
押さえる方も、引っ張る方も力を入れすぎないように。
・袋の淵にどうしても卵が残ります。コレは無理せず、「お湯」でほぐします(後述)
■ほぐれたら、洗います
・袋に残っていた血や割れた卵のかす、膜のちぎれたものなどを取り除く作業です。
・ザルとボールを用意し、ボールには1%程度の塩水を作っておきます。
・ほぐした生イクラに「真水(水道水)」をたっぷり入れ、さっとかき混ぜたら、ザルにあけます。
・すぐに、生イクラを、作っておいた塩水に移し、さっとかき混ぜます。
・膜の残骸(膜だけ、あるいは卵についたままの膜)を取り除きます。
・ゆっくりと塩水を捨てていくと、最後にいろいろな「残骸」が見えてくるので、
卵を落とさないように塩水とともに「残骸」を出来るだけ、捨てます。
・生イクラをボールごとザルにあけます。
・さっと水が切れたら、ザルの底にタオルやキッチンペーパー等をあて、水分を除きます。
・固く絞ったタオルに生イクラをのせて広げ、残骸が目に付いたら取り除きます
コレで、網を使った「ほぐし」が終了。
鮮度の良い生筋子の卵は、思った以上に頑丈です。怖がらずにやりましょう。
次は、お湯を使ってほぐす方法です。